ニューヨークといえばみなさん何を思い浮かべますか?人種のるつぼ、華やか、個性的、物価が高い、最先端などあげるときりがありませんが、たくさん思いつくことがあると思います。
そこで、実際にニューヨークに住む私が生活するために大切なことをお伝えしていきます。
貯金をしてニューヨークの高い物価に備える
朝ごはんで3,000円のニューヨーク
ニューヨークで生活していて常に思うこと。それはとにかく物価が高いということです。カフェやレストランで朝ごはんを食べようとすると、日本円で2~3,000円は軽くかかります。
もちろんデリ(日本でいうコンビニみたいなもの)では安くサンドイッチなどは買えますが、どこかお店に入るとなればチップもあるので高いということは覚えておいてください。
貯金が命綱になる
ニューヨークでの生活に困らないためには、できるだけの多く貯金をしていくことです。このくらいあればいいだろうという額は正直言うとありません。ですので、渡米前に出来る限り貯金をしていくことをお勧めします。
誰にも負けないハングリー精神と根性
アメリカ全土からはもちろんのこと、世界中からトップを目指し多くの人がやってくる街ニューヨーク。そんな街だからこそ競争率ももちろんトップクラスです。
ニューヨークに来たいと考えてる人はもちろん競争率の高さを知っているかとは思います。そんな競争社会の街で生き残っていくには、あなたが思っている以上に誰にも負けないハングリー精神と少しのことではへこたれない根性が必要です。
自分にそんな根性があるのかわからない人もいるかと思います。私の経験ですと、私は上司や周りの人から怒られたり、否定されてもあまり気にしません。どちらかというと絶対見返したいと余計にやる気がでるタイプです。
人に何か言われてすぐに落ち込んだり、なかなか立ち直れない方はある程度聞き流すことができるくらいの根性を持っていないとニューヨークで挑戦していくには難しいです。
ですが、ハングリー精神と根性さえあればこの街では生き残っていけます。常にパッションを持って行動することを忘れず、決して諦めないこと。
せっかく世界の中心であるニューヨークという街で挑戦しようと決めたのであれば、最後まで貫いてこの街で自分のゴールに向かって突き進みましょう。
自分のアイデンテティーの確立
自分のアイデンテティーを理解していますか?
多くの人種が住むニューヨークだからこそ自分はどのような人間なのか、自分の強み弱みは何か、そして他人に自分という人間はこのような人間と説明できるように自分自身をよく知っておく必要があります。
私がニューヨークに来て多くの人と出会い、自分のことをまず理解し、自ら自分自身を売っていかなければいけない場所だと改めて痛感させられました。
ですので、自分のアイデンテティーを確立する必要があるのです。自分の強みは、弱みは何なのか、この様な状況だと自分ならこの様な行動をとるなど相手に伝えられることがとても大事です。
日本にいたときの外国人の反応と対応の違い
日本に住んでいたころに外国人と関わり共に仕事をしていたとして、ニューヨークで同じことをしても相手の反応や対応がまったく違います。日本では、相手も日本の文化や日本人の考え方を理解しようと歩み寄ってくれる外国人もいます。
ですが、ニューヨークではわたし達は単なる日本人にしかすぎないのです。そこで自分のなかでアイデンテティーを確立し、自分はこんな人間だということを相手に証明できれば勝ちです。そこでやっと相手の反応や対応が大きく変わってきます。
ニューヨークに住んで思うことは、自分がゴールや何か取り組んでいることがあれば人脈さえあれば必ずと言っていいほど助けてくれる人がいます。ですが、それも自分という人間を相手にどれだけ伝えられるか、アイデンテティーの確立がものを言うのです。
誰とでもコミュニケーションをとること
思い切って話しかけよう!
思い切って英語で自分から話すことって難しいですよね。実際に、文法を間違ったらどうしよう、聞き取ってもらえなかったらと考え過ぎてしまい、現地の人となかなかコミュニケーションが取れない人がいます。
そのようなことは気にせず、間違ってもいいので思い切って話す練習をしましょう。ニューヨークは人種のるつぼ。つまり英語が第1言語ではない人がごまんといるのです。
相手から話してもらおうと待っていては、誰も話しかけてくれません。どんどん自分から話しかけましょう。
案外相手は気にしていない?
ネイティブレベルまでいかない英語レベルの人でも、自らどんどんコミュニケーションをとっている姿をニューヨークではよく見かけます。
少し変な英語を話していたとしても、ニューヨークに住む人はわからなければわからないとはっきり言ってくれます。そうして次はこのように伝えよう、この言い方に変えようと次に繋がります。
周りに馴染もうとしないこと
みんな違うことが当たり前で、人と違う方がいいとされるニューヨーク。日本だと突拍子もないことをしたり、個性が強すぎるとはみ出し者のように扱われてしまうこともごくまれにありますが、ニューヨークではいかに人と違うかが大切なのです。
周りの人に馴染まなくていいこれがニューヨーク流です。
人と比べることさえしなくてよく、自分の道を突き進む人が多いのです。ですので、普通ではしないような行動や発言を堂々とする人が多いのもニューヨークならではなのです。
他人の目や意見を気にせず、自分の意見をはっきりと相手に伝えることが相手の信頼を得ることにもつながります。
他の例で言うと、ファッションも同じです。ニューヨークでは個性を大切にした思い思いのファッションを楽しんでいます。
夏だからブーツは履いてはいけない、そんなルールなどありません。着たいものを着たいときに着る。ファッションにもニューヨークの土地柄が現れています。
まとめ〜ニューヨーク流の生き方を〜
これからニューヨークに住もうとされているみなさん。「郷に入れば郷に従え」という言葉があります。ニューヨークに住むのであれば、ニューヨーク流の生き方で自分らしさを大切に貪欲に生きていくことが鍵となります。
最初は辛いこともあるかもしれませんが、その先にニューヨークに来てよかったと思える瞬間がたくさんあるはずです。