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ミシュランシェフ、ワイリー・ダフレインが手掛けるドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー(Du’s Donuts and Coffee)

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー

ウィリアムズバーグで今話題のドーナッツショップと言えば、ミシュランシェフのワイリー・ダフレイン氏が手掛けるドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー(Du’s Donuts and Coffee)です。

ドーナッツブームの火付け役でもあったドーナッツショップ「DOUGH」が作るふわふわな食感のドーナッツとは違い、イーストを使わないグルテンフリーのしっとりとしたケーキドーナッツを販売しているドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー。

2017年にブルックリンにオープンしてから、すでに多くのファンを持つ話題のドーナッツショップです。

今回は、そんな人気のドーナッツショップ、ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒーをご紹介したいと思います。

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー概要

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒーとは

2017年4月26日、ザ・ウィリアム・ベール・ホテル(The William Vale hotel)のコンプレックスの一部にオープンしたドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー。

オーナーはマンハッタン・ローワーイーストサイドにあった人気レストラン「Wd~50」でニューヨークベストシェフとして活躍していた世界でも有名なシェフの1人、ワイリー・ダフレイン氏です。

ワイリー氏といえば、ココナッツミルクとにんじんジュースでできた目玉焼きなどを作る、分子ガストロノミーと言われる調理法のスペシャリストで、料理の固定概念に縛られることのない新しいディッシュを作りだしてきたシェフとして有名です。

そんな クリエイティブな料理を生み出してきたシェフが、シンプルなドーナッツショップをオープンさせるということで、オープン当時は多くのメディアでも話題となっていました。

曽祖父のレシピをもとにしたニューイングランドスタイル

もともとワイリー氏の曾祖父がドーナッツショップを経営していたこともあって、よく曾祖父のダイナーでドーナッツを作っているのを見ていたというワイリー氏。

ドゥーズ・ドーナッツのドーナッツは全て曾祖父のレシピをもとにしていて、ニューイングランドスタイルの、しっとりとした生地のケーキドーナッツを作っています。

また、ドーナッツショップなのに、コーヒー以外になぜかワインやビールなどのアルコールも置いているところも、変わった提案の仕方が好みのワイリー氏らしいところとも言えます。

最近ではスクランブルエッグ・グリルド・チーズをメニューに追加し、これからカクテルにも合うドーナッツも販売予定のドゥーズ・ドーナッツ。これからもっと注目を浴びそうな、今最も目が離せない人気のドーナッツショップです。

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒーの内装

明るい光が差し込む広い店内

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー

とてもシンプルな内装ですが、外からの光がいっぱいに入り明るい店内。レジの向こう側では、スタッフたちがグレーズをかけているのが見えます。ワイリー氏もたまにレジの向こう側で働いていることもあるそうです。

私がここを訪れたのは平日の2時過ぎで、すでに波は過ぎ去ったあとのようでした。スタッフの方によれば、観光客が賑わう週末は朝から夕方までは行列ができて、とても混むのだとか。

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー

ドーナッツショップではあまり見られないカウンターが設置された店内は、アルコールを置いているだけになんだかバーのような雰囲気を漂わせます。

ホテルの建物とつながっていることもあり、ホテルの宿泊客がゆっくりできるよう、ドゥーズ・ドーナッツの外にはたくさんの椅子が並べられています。そのため、どんなに混んでも席は確保できるくらい十分なスペースがありました。

ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒーのドーナッツ

ドゥーズ・ドーナッツではメインで置いている9種類のフレーバー以外に、季節によって新しいフレーバーが追加されます。

全てのフレーバーが一つ3.50ドル(日本円で112円)。ミニドーナッツは3つで5ドル(日本円で563円)。4個入り、6個入り、12個入りのボックスでオーダーすることもできます。

ちなみにメインで置いているフレーバーはこちら。

  • シナモン・アップル
  • ストロベリー
  • チョコレート・キャラメル・ブラウニー
  • ブルーベリー・クランブル
  • ブラウンバター・キーライム
  • オートミール・チャイ
  • ココナッツ・アーモンド
  • バニラ
  • チョコレートケーキ・ウィズ・バニラグレー

この中でもシナモン・アップルはここの看板商品だそうです。どれにするか迷ったら、シナモン・アップルをオーダーしてみるのもいいかもしれません。

ドーナッツ

今回私がオーダーしたのは、ユニークなフレーバーのオートミール・チャイ。

ドーナッツ

甘すぎないグレーズにケーキドーナッツのしっとりした食感と、クッキークランブルのサクサクな食感がくせになりそうなオートミール・チャイ。

他のドーナッツショップに比べてドーナッツのサイズはそんなに大きくないのですが、中の生地がずっしりしているのでお腹がいっぱいになります。たくさんのフレーバーを食べてみたい場合は、ミニサイズを選ぶといいかもしれません。

そしてもうひとつ、こちらはブルーベリー・クランブル。

ドーナッツ

こちらはブルーベリーのグレーズがさっぱりしていて、ドウの優しい甘みを味わうことができました。

この他にも、季節によっては期間限定で発売されるフレーバーもあります。

バレンタインにはラズベリーバニラと、ラズベリーチョコレートのグレーズにミックスベリーのクランブルがかかったドーナッツが発売され、ハロウィンには目玉がデコレーションされたドーナッツがインスタグラムでたくさんシェアされていました。

期間限定のフレーバーはWEBサイトで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみに、お店での支払いに関して注意しなくてはいけないのが、ドゥーズ・ドーナッツはキャッシュレスのため、現金での支払いができません。クレジットカード、またはデビットカードのみの支払いになるのでお忘れなく。

アクセス情報

  • 名称:ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー「Du’s Donuts and Coffee」
  • 住所:107 N 12th St, Brooklyn, NY 11249
  • 電話番号:(718) 215-8770
  • 営業時間:月~金曜 8:00~17:00 土・日 9:00~17:00
  • アクセス:LラインのBedford Av駅から徒歩8分
  • GラインのNassau Av駅から徒歩7分
  • WEBサイト:https://www.dusdonuts.com/

まとめ

美味しいドーナッツショップが多いニューヨークですが、イーストを使わないしっとり派のケーキドーナッツを作っているお店は、 最近では少ないように思います。

どこか懐かしい味に出会えるドーナッツショップ、ドゥーズ・ドーナッツ・アンド・コーヒー。ぜひ一度、ウィリアムズバーグのお店で味わってみてください。運が良ければ、有名シェフ、ワイリー氏に出会えるかもしれません。

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ニューヨーク生活・就職HACK編集部
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